パルミラ
砂漠のまっただ中にあるオアシス都市。わき出る水のおかげで、7万年の昔、旧石器時代から人が住んでおり、紀元前2000年頃からすでに都市としての体裁をなしていたらしい。しかし、ここを歴史的に有名にしたのは、紀元後3世紀パルミラ王オダイナトの死後夫の意志を継いでこの地を治めたゼノビア女王だろう。教養と知力が高く・体力・武術にすぐれ、並外れた美貌の持ち主だった女王は、この地を支配せんとしたローマ帝国の進撃にも最後まで屈服しなかった。そんな、ゼノビア女王の愛したナツメヤシの都市へ行ってみる事にしよう。
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